先 輩

後 輩

VOL.1

山村和也

2013年入社

Leader

伊井鈴佳

2022年入社

Assistant

前田政博

2021年入社

Assistant

INTERVIEW

先輩×後輩

初めに、今している仕事について

教えてください。

山村 テレビ局でリアルタイム配信の広告配信をサポートするシステムの開発・保守をしています。リアルタイム配信とはWEBやスマートフォンのアプリケーションによって、デバイスフリーにテレビ放送を同時視聴するサービスです。現在、各放送局が一部の番組を同時配信しています。私が担当しているシステムは、リアルタイム配信にどんな広告を配信するかを設定するためのシステムになります。システムで設定された広告が実際にリアルタイム配信で確認できるので、視聴者に直結するシステムとして責任重大な役割を担っていると感じます。

リーダーとメンバーの

理想の関係性は...

前田 山村さんはリーダーじゃないですか。部下との理想の関係性はありますか?

山村 お互いに信頼関係があり、良いところは良い、悪いところは悪いと言い合える関係が良いですね。上司であっても同じ人間なので間違いは当然あります。間違いがあったときに、萎縮せず指摘を行い、お互いに成長していけるとなお良いと思います。

伊井 上司に間違いを指摘するってなかなか言い辛いですよね。

山村 まあそうだよね。でも、指摘するメンバーがいなかった場合、間違ったまま進めてしまう。上の人間でも間違えるという点を意識した上で指摘してくれたら、後々発生するはずだったものを事前に取り除くことができるからね。

前田 良いモノづくりのためには大事なことですよね。

山村 あとは、褒めることは意識してるつもり。一通りプロジェクトやりきったときや、開発がひと段らくしたとき、難しい作業を振ったけどそつなくこなしてくれたとき完成度を評価して褒める。下から褒められることはあまりないけどね(笑)

伊井 信頼関係を築くために、リーダーとして意識していることはありますか?

山村 雑談とかをして話しやすい関係を作るように意識している。上から目線ではなく、対等な関係でいられるような言葉遣いを心がけてるかな。

前田 雑談って大事ですよね。

山村 うん。いろんな社員と交流できる機会を増やしていければいいなと思ってます。

若手社員に求めるものは?

伊井 若手社員に求めるものは何ですか?

山村 コミュニケーション能力です。技術は勉強すれば何とかなります。教えることもできます。ただ、会話ができないのは困るので、相手の話を聞いて内容に興味を持ち、進んで話ができることが望ましいと思っています。

前田 山村さんはいつも落ち着いて話されている印象がありますが、元々話すのは得意だったんですか?

山村 得意というより若さかな(笑)若い時ってあまり上下関係なくガンガン話すみたいなのがあったから、年齢を重ねて経験を積んでちょっとずつ落ち着いたかもしれないね。昔はもう少しうるさかったよ(笑)

前田 そうだったんですね、想像できないです(笑)

伊井 山村さんはコミュニケーション能力とは何だと思いますか?

山村 ひとまとまりにしすぎちゃってる言葉でもあるかなと思うので、会話が出来ればコミュニケーション能力があると自分の中では判断しているかな。あとは、言った内容に的確に返してくれるか、人に興味があるかどうかも大事だよね。自分のことばかりで他人に興味が無いというのは、協力して作業するときに大変なんじゃないかなと思う。

前田 他の人がどういうことをやってるのかも含めて興味を持つということですか?

山村 それもそうだし、一緒にやってるメンバーやお客さんがどんな人なのかとかね。この人はここが地雷なんだみたいな(笑)人に興味が無かったら何回も踏んじゃうこともあるだろうし。

伊井 会話の糸口はどのように見つけていますか?

山村 聞きたいことを聞いてるんだよ。でも最近、自分の言ったことで相手がどう思うかの選択肢が増えたなって思ってる。ネットで「上司にこう言われて嫌だった」みたいな話を見ることがあるんだけど、今までこれくらいは聞いてもいいだろうと思ってたことが実はそうじゃないみたいな。なんでも掘り下げるんじゃなくて、どこまで聞くか相手によって見極めが難しいなと思う。

仕事をするうえで

心がけていることは...

前田 仕事をする上で何を心がけていますか?

山村 とにかく「書き出す」ということでしょうか。TODOや予定、指摘された内容やメモ書きなど、とにかく仕事に関連する内容を書き出します。その上で、必要な内容を取捨選択し優先度をつけて対応しています。

伊井 作業の優先度はどうやってつけていますか?

山村 優先度って難しくて、今ちょうどプロジェクトを3つとか並行して見てるから、優先度も並行する場合が多いんだよね。だから、優先度が高いものの中で一番簡単に終わるもの、一番早く終わらせられるものから作業するように意識しています。一番時間がかかるものを最優先した方が良いという考え方もあるけど、自分の場合、まず数を減らすことを念頭に置いて、作業をこなす速さで順位付けしているかな。

前田 早く終わるものから先に終わらせるんですね。

伊井 残ってる作業数が多いと気持ち的にもしんどいですよね。具体的にはどんな内容を書き出すのでしょうか?

山村 設計書を書くときにはお客様から聞いた要望をひたすら書き出したり、プログラム開発でコーディングをするときにはソース内にコメント(注釈)を沢山入れるようにしています。TODOを書き出していなくてやることを忘れたり、コメントの無いソースを読み解くのが大変だったり、すべて自分が経験した反省から、この書き出すという心がけが生まれています。

伊井 自分のためだけではなく、お客様や一緒に開発するチームメンバー、今後そのソースを使って開発する人のためにも大事ですよね。

後輩を指導するうえで

心がけていることは?

前田 後輩を指導するうえで心がけていることは何ですか?

山村 分かりやすく伝えることです。IT業界は横文字が多く、普段生活する上では理解しづらい概念や単語が沢山登場するからね。

伊井 多いとは聞いていたけど想像以上でした(笑)

山村 そういった単語をそのまま伝えても理解するのは難しいので、なるべく身の回りにある簡単な物に例えて説明するようにしています。こういうときは文系の強みが少し出るかもしれないね。

伊井 山村さん文系だったんですね!

前田 簡単な物に例えて説明してもらえるのはすごく助かります(笑)指導していく中で、最終的にどんな人に成長してほしいですか?

山村 自分で考えて動ける人になってほしい。先輩に聞くべきか、自分で調べられる範囲かという判断基準が育ってきて考えて行動できるようになる、っていうところが伸びてほしいかな。

伊井 技術力とか知識だけじゃなくって、っていうことですよね。

山村 そうだね。新人の頃は聞いて解決っていうのが多いけど、だんだん調べて解決っていう時間が増えていくと思う。自分で解決できる能力と、「これは人に判断を仰ぐ必要がある」という切り分けができる判断力が養われると良いと思っています。

前田 自分が先輩になったときに後輩の指導もしっかり進められそうですね。

山村 そうだね、考え方自体も後輩に受け継いでほしい。下が育って、その人が下を育てられるようになる構造で成長のサイクルが回せるようになるのが一番いいのかな。

MessageTo 後輩

私自身、文系でプログラミングのことなんて全然わからない状態でこの業界に飛び込んで現在に至るので、プログラミングの勉強は入社してからでも全然遅くはありません。むしろ入社してすぐに必要となるのはコミュニケーション能力と考えています。
仕事でわからないことや、知らないことにぶつかると一人で「どうしよう」と考え込んでしまうことがあるかもしれません。そんなとき、頼る人がいなくては状況はなかなか改善しません。会社という組織に属する以上、一人ではなく沢山の仲間がいます。困ったときはその仲間をどんどん頼ってください。後輩に頼られるのって嬉しいものなので。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」を心得に周りの人間の知識を自分のモノにしていきましょう。そして頼る後輩から、頼られる先輩になってくれたら嬉しいです。

Thank you!

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